年賀状にも書き方がある

最近では、友人間の新年のあいさつを、メールで済ませる人が増えています。年賀状という日本に古くからある習慣が消えてしまうのは、少し悲しい気がします。また印刷が増え、手書きの年賀状を目にする機会も減ってしまいました。たった年に一度の年賀状くらいは、是非手書きにしたいものです。また目上の人への、かしこまった年賀状の書き方がわからないという人も多いと思いますので、書き方についてご紹介します。
表面の宛名は、裏面が縦書きなら縦書きにします。住所や会社名などは省略せずに正確に書きます。例えば、株式会社を(株)と略すと失礼になりますので、注意が必要です。敬称にもマナーがあり、恩師、医師、弁護士などには「先生」、家族全員宛ては「御一同様」、会社、組織などは「御中」、そして誰にでも使える「様」などに分けられます。
裏面の文章構成は、賀詞と呼ばれる新年を祝う言葉、お世話になった事へのお礼や挨拶、相手の健康や繁栄を願う言葉、今後の指導や支援をお願いする言葉、年号、日付、住所、氏名です。表面に名前を書くので裏面には書かない人や、裏面に書いてあるので、表面に書かない人がいますが、どちらにも記入するのが礼儀です。
賀詞については、寿、福、慶などの1文字のものや、賀正、迎春、初春などの2文字のものは、目下の人向けで、謹賀新年、恭賀新年などの4文字のものは、目上の人向けになります。
また不吉な事を連想させる言葉を忌み言葉と言いますが、慶事に入れるのは縁起が悪いので避けましょう。つい使ってしまいがちなのが、句読点です。もともと読み方を指示するものなので、目上の人や敬意を払った文章に使うのは失礼になります。もし書き損じた場合には、もったいないと思わずに新しい年賀状を使用しましょう。決して修正ペンや訂正を行わない事です。数をこなすだけの単純作業ではありません。丁寧に気持ちを込めて、相手の状況などを想像しながら一枚一枚を書く事で、間違いも減ります。

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